『フリアンディーズ』北大路店はパン通の京都人からも推される名店です。
京都市北部に住む知り合いにオススメの食パンは?と聞いてすぐに返答があったのがここ『フリアンディーズ』です。
京都はパンの消費量日本一の土地柄で、少し通りを車で走ると美味しそうな路面店のパン屋さんが目に止まります。
私の知り合いも一日三食パンでも平気という、根っからのパン好き。
京都は和食の本場というのは勝手な思い込みだったようですね。
そんなパン好きたちからの評価も高い『フリアンディーズ』北大路店の食パンについて書いていきます。
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『フリアンディーズ』北大路店のある北大路堀川へは
『フリアンディーズ』北大路店は1991年、京都市北区の北大路堀川の近くに開店しました。
京都の地名の呼び方は簡単で、基本的に碁盤の目のように通りができていますので、こちらのお店は北大路通り(東西のライン)と堀川通り(南北のライン)が交わるあたりということです。
エリア的には四条河原町や烏丸などの繁華街から北へ車で15分ぐらいの距離にありますので、観光客の姿も減り、本当に地元の人々が行き来する生活エリアになります。
とは言えど、北野天満宮や上賀茂神社、下賀茂神社といった名所への途中でもあり、また、古びた地元の商店街に若者が新店と次々と開店させ、新たな人気スポットになりつつあるエリア(後述)もあります。
ちなみに京都駅からどうやって行けばいいかですが、地下鉄烏丸線で国際会館方面行きに乗車し、約14分ほどで到着する北大路駅で下車します。
北大路駅は市バスのターミナル駅で、京都市北部各所へのバスがたくさん出入りしているのですが、金閣寺や北野天満宮方面行きのバスに乗り換えて3分ほど。
気候と天気が良ければ歩いて行った方が早いかも知れません。
北大路通りというのは東西に走る幹線道路。
その通りが交わる南北の幹線道路が堀川通り。
つまり、交差点なわけですが、そこから50mほど西に行った所に『フリアンディーズ』北大路店はあります。
『フリアンディーズ』はここ北大路店が本店です。
恐らくパン好きの京都人のための、京都人に愛されるパンを目指して開店したのではないでしょうか?
『フリアンディーズ』の食パンは、しっかりした小麦の味わい
『フリアンディーズ』は食パンだけではありません。
いろんな惣菜パンや菓子パンが決して広くない店内いっぱいに所狭しと並んでいます。
色々あって目移りするのですが、まず気になったのはタマゴサンドです。
いやむしろタマゴサンドをチェックしにきた気もします。
というのも元々私はタマゴ好き。
特にタマゴサンドは各地、各店で、色々と食べてきました。
そしてここ京都では有名なタマゴサンドが目白押しの環境です。





冒頭でも書きましたが、京都市はパンの消費量が日本一です。
そんなパン処では、長年にわたって老舗の喫茶店が、タマゴサンドの味をオリジナルの工夫と技を駆使してファンを惹きつけてきました。
最近ではちょっと検索すると、いろんなタマゴサンドが簡単に見つけられます。
もちろんタマゴサンドはタマゴが主役に違いはありません。
同じ老舗喫茶店でも、スマートコーヒーとイノダコーヒーは違います。
オムレツや京都ならではの出し巻のような製法で作られた、プルンプルン食感の玉子がサンドされた、熱々で食べる物。
恐らく試行錯誤の末にたどり着いた黄金律によるタマゴとマヨネーズの配合で完成したタマゴサラダをサンドした物など、料理の仕方は様々です。
『フリアンディーズ』のタマゴサンドはタマゴサラダですね。
そしてこれらタマゴを支えるのが食パンです。
せっかくの美味しい中身を生かすも殺すも食パンにかかっているのではないでしょうか?
タマゴサンドにおいて食パンは脇役ではありません

『フリアンディーズ』の食パンはバリエーションがいくつかあるのですが、私が買うのはスタンダードな角食です。
同じ角食でもグレード違いや、山食などもあるのですが、ベースの食パンが美味しいかどうかは重要です。
いわゆる食パン専門店で売ってる、高級食パン然とした物ではないのですが、生で食べても美味しいですし、もちろんトーストすれば、香ばしいかおりの中に小麦の風味が生きていて、毎日食べても全く飽きない味です。
もちろん生で食べても美味しいですが、ちょっと包丁を入れて軽くトーストすると食べやすく、サクッとした食感を楽しむことができます。

この食パンを使ったタマゴサンドですから美味しいわけです。
『フリアンディーズ』のタマゴサンドは、いわゆるタマゴサラダの作りです。
これって簡単そうに見えて実際美味しいのを作るとなると、非常に難しい食べ物だと思います。
正直、タマゴの素材まで言われると、その違いはピンと来ないかもしれませんが、ゆで卵の硬さ加減、潰し加減、そしてマヨネーズの分量など、美味しいタマゴサラダを構成する要素は多様です。
『フリアンディーズ』ではそんな中で最適解を見つけ、絶妙な舌触り、甘さ辛さのバランス、そして食パンとの相性を総合的に見事に結びつけた、美味しいタマゴサンドを開発しました。
ちなみに私が家で作る際は、マヨネーズに加えてケチャップと牛乳をほんの少し、そしてマスタードも加えて混ぜます。
タマゴの潰し方は割とザックリと。
きっと皆さんもお好みのタマゴサラダ具合があると思います。
『フリアンディーズ』のパンでぜひタマゴサンドを作ってみてください。

「大宮通」が熱い!
話は変わりますが、『フリアンディーズ』の近くには大宮通という南北に通る細長い通りがあります。
北は御園橋付近からずぅっと南の鳥羽辺りまで続く道です。
その北端近くにある大徳寺の側には、「新大宮商店街」があります。
この商店街を含み、その周辺には最近カフェや雑貨屋などよく雑誌に紹介される店が点在し、わざわざ遠方からバスを乗り継いでこの地を訪れる人々が増えています。






これらはあくまで一例です。
この他にも魅力的なショップがたくさんある大宮通の散歩を目的に、『フリアンディーズ』を訪れるのも楽しいと思います。
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『フリアンディーズ』のまとめ
- 『フリアンディーズ』は京都市の北部で人気のパン屋さんです。
- 食パンだけではなく、総菜パンや菓子パンなどバラエティー豊かにパンが揃います。
- タマゴサンドが美味しいです。
- 『フリアンディーズ』近辺の大宮通にはカフェや雑貨屋などの新店が点在しています。
住所:京都市北区紫野雲林院町46
電話:075-432-6688