『ぱんのちはれ』は京都市左京区の一乗寺にあります

京都市北東部に位置する左京区一乗寺。
ここはラーメン二郎、極鶏、天天有など、全国に名の知れたラーメン店が多数存在し、京都ラーメン街道と称される、ラーメン好きの方にはたまらないエリアです。
『ぱんのちはれ』は、このラーメンの聖地に同じ粉もん食品として開店しすぐに人気店となり、地元の人はもちろん大阪や神戸からもパンを買いに訪れる方々もたくさんいる、人気のパン屋さんです。
最寄りの駅は叡山電車の一乗寺駅。
叡山電車には「ひえい」や「きらら」などの観光列車も運行していますので、運が良ければ乗り合わせることも。
河原町や烏丸の喧騒を離れて、のどかで、お洒落なエリアへちょっとトリップするのも楽しいと思います。
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『ぱんのちはれ』の食パンは1枚売りも可能です
『ぱんのちはれ』は一乗寺駅から歩いて30秒の距離にあります。
通りから見るだけでも美味しそうなパン屋さんの雰囲気は伝わってきます。

角地にあるので、間口の広い店舗の開き戸をガラッと開いて店内に一歩入ると、目の前には焼き立てのいろんなパンが勢揃いしています。
食パンを買いに来たのに完全に目移りします。
とても香ばしいかおりを漂わせながら、食欲をそそるパンが所狭しと並んでいるのです。

訪問した日は、どうしても気になったので「パンケーキボール」と「フランク」と「ツイストドーナツ」と「食パン」を買いました。
もしここに来る直前にラーメンを食べていなかったら、もっと買い込んでいたでしょう。
パンケーキボールはパンケーキの生地をボール状に丸め、中にメイプルシロップを閉じ込めたパンです。
パンケーキボールの周りには帽子の縁のようなでっぱりが付いており、食べるとこの部分がサクッとビスケットのような食感がします。
パンケーキボール本体はパンケーキですが、普通のパンケーキよりしっとり感があり、カステラのような雰囲気もある食感です。
大きさはテニスボールより1周り程度小さ目ぐらいなので、お腹が減っていればパクッとすぐ食べてしまいます。
ハマると1個じゃ物足りませんね。
フランクは噛むとプリッと弾ける食感の本格的なフランクフルトソーセージが、ドーンと存在感いっぱいに挟んであります。
主役のフランクフルトは食感はもちろん、歯ごたえは弾力もあり、塩加減も丁度よく、これだけで2~3本食べたくなるクオリティです。
パンとのつなぎはクリームチーズ?が付いていて、さらにフランクフルトの味を引き立てています。
そしてパンは、ソフトなフランスパンです。
よくホットドッグに使われているコッペパンのようなパンではないので、食べるとサクサクッとします。
これもお腹がすいていれば2個は食べたくなるパンです。
ツイストドーナツは、昔ながらの油で揚げました的な味のするドーナツで、なんといってもふんだんに、まぶしてある砂糖のジョリッとした食感を楽しみながら、冷たい牛乳をグイッとやりながら食べることをおすすめします。
その他にも美味しそうなパンはたくさんあるのですが、「アイスメロンパン」がとても気になりました。
そして店の窓際にはイートインスペースがあり、日当たりのいい日は日向ぼっこをしながら食べると良いかも知れません。

そして食パンは、メインがこの山食パンです。
この他にライ麦の角食もありますが、お店的にはこの食パンがイチオシの商品です。
そしてその美味しさの自信の表れか、食パン1枚からの販売も行っています。
たぶんですけど、この辺りには大学が複数あり、独り暮らしの学生さんも多くおられると思いますので、食パンを1斤どころか1食でも食べきるのに時間がかかります。
なのでいつでも美味しく食べてもらうために、少量販売をしているのではないでしょうか?と勝手な想像です。

買った当日に生で食べると食感はモチモチで、小麦の風味が感じられて、むしゃむしゃと2枚ぐらいすぐに食べられてしまいます。
焦げ目をつけるまで焼かずに、軽く温める感覚でオーブンにいれてもいいと思いました。
ビーフシチューとかデミグラスソースたっぷりのハンバーグ、そしてミートソースのパスタとかのお供にいいと思います。
翌日以降は普通にトーストして食べるのですが、最近このホイップにはまっています。
チューブなので朝の時間の無いときでも簡単で美味しいので重宝しています。

一乗寺は、わざわざ行くべき所です。
ちなみに左京区は地図上では京都市の中心から右側にあります。
右京区は左側に。
なぜ??

ちょっと錯覚を起こしてしまいがちですが、その理由は、中国の都に倣って築かれた平安京が、北端中央の内裏から南に向かって都を見渡した天皇の視点を基準に、中央の朱雀大路より左手は左京、右手は右京と定めたからです。
この名残が京都市の区名として引き継がれ、地図を見て右側が左京区、左が右京区となっているというわけです。
京都の人には当たり前のことなのでしょうね。
一乗寺はその左京区に位置し、古くは宮本武蔵が一乗寺下り松の決斗の地として今に伝わる史跡も近くにある場所です。
最近ではせいぜい2㎞四方ぐらいの範囲に20軒以上のラーメン屋さんがひしめく、全国有数のラーメンスポットになりました。
ラーメン二郎や極鶏などは全国的にも名の知れたラーメン屋さんです。

他にも、街のランドマーク的に存在する恵文社、いろんな雑貨屋さんやカフェなどもあるので、食べ盛りのラーメン好きな若者から、子供をつれたファミリー、そして年配のご夫婦まで幅広い層の多くの方々が、いろんなことを目的に散策を楽しみに来るエリアになっています。

さらに一乗寺から叡山電車に乗って足を延ばすと、比叡山方面や、貴船、鞍馬方面へも行くことができます。
特に秋の紅葉シーズンは、貴船・鞍馬の手前に線路を覆うようにもみじが生い茂るエリアがあり、もみじのトンネルと呼ばれています。
夜間はライトアップされ、幻想的な景色が浮かび上がります。
電車もその区間を通行する際は一旦停止も含め徐行運転をするサービスっぷり。
もちろん多くの観光客で混雑はしますが、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか?
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『ぱんのちはれ』のまとめ
- 『ぱんのちはれ』は京都市の北東部、一乗寺にあります。
- 一乗寺へは叡山電車が便利です。
- 一乗寺駅から『ぱんのちはれ』へは徒歩30秒。
- 食パンはメインの山食がおすすめ。
- 常時数えきれない種類の総菜パンやお菓子パンが並んでいます。
- アイスメロンパンとかもあります。
- イートインスペースもあります。
- 一乗寺からは少し足を延ばすと貴船、鞍馬へも電車一本で向かえます。
- 紅葉のシーズンに見られる、紅葉のトンネル夜間ライトアップは必見。
住所:京都市左京区一乗寺南大丸町48-6
電話:075-703-6710
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