『春夏秋冬』の食パンはバラエティ豊富
全国でも高級食パンがブームになりましたが、最近では定着した感もあり、ひとつのジャンルとして確立されてきました。
そんな中、いまや神戸を代表する食パン専門店の『春夏秋冬』は、1日3回の焼き立て販売時間には行列がひっきりなしの人気店です。
基本メニューは角食と山食の食パンがメインですが、ミニサイズの食パンや、つぶあんを練りこんだパンもあり、バラエティは豊富です。
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『春夏秋冬』の行列は怖くない!

いつ行っても販売時間前から行列が始まる人気の『春夏秋冬』ですが、その噂をそれほど恐れることはありません。
基本的に1日3回、焼き立てのパンが工場から届き、その都度行列ができているわけですが、買いそびれてガッカリだとか、どこかのテーマパークのように、2時間も並んだりすることはありません。
販売時間は1日3回下記の時間になります。
- 11:30~
- 14:30~
- 17:00~
これは高速神戸店、元町店ともに共通です。
私は主に高速神戸駅改札を出てすぐ目の前にある、高速神戸店を利用しているのですが、だいたい10分ぐらい前に到着するようにしています。
10分前の時点で、行列はお店のカウンターを先頭に、短くて25mぐらい(全く目分量です)の列ができています。
そしてまたザックリとカウントしますと、25mの間に並んでる人数は3~40名程度かなと思います。
この列の最後尾に並び、カウンターにたどり着くまで15~20分ぐらいです。
もちろんその間に食パンが売り切れるようなことはありません。
並んでるといっても、頻繁に前に移動しますので、さほど待たされてる感もありませんし、LINEで友だちとメールのやり取りでもしてれば、あっという間に店頭に到着します。
その間にも続々とお客さんは集まってきますので、行列は延々とできていきます。しかし、一定の距離以上は伸びないような気がします。
私が見た最も長い列としても、恐らく40mぐらいではないでしょうか。
列の最後尾付近にはお店のスタッフがいるので、その方に聞けば、並んでいても売り切れないかどうかの目安は教えてくれますので安心です。
ちなみに予約や整理券等の配布といったことはありません。
あくまで販売時間に並んで買うというのが唯一の手段です。
『春夏秋冬』の人気食パンは、角食と山食の2種類。

『春夏秋冬』を訪れる人は基本的に角食か山食の食パンを買うことが目的です。
どっちが人気かというと、どっちも同じくらいだと思います。
というのも、並んでいる最中に観察していると、角食、山食それぞれ、均等にオーダーされているようでした。
中には両方を1本ずつ買っていかれる方もいらっしゃいました。
基本的には両方とも同じ材料で作られていますから、大きな違いは無いように思うのですが、焼くときに蓋をするか、しないかで角食、山食という違いが生まれ、そしてその食感も、モチモチとサクサクにわかれるということになるのです。
私はどちらかというと角食派。
その日のうちにトーストして食べるのなら、甲乙つけがたいのですが、冷凍保存して後日食べるときによくやるのが、フライパンで作るバターをたっぷり使ったトーストです。
半熟のハムエッグをトッピングするので、その際は角食のモチモチ感が合うと思うからです。
パンは角食、山食共に1本売りと1食売りの2種類です。
1本売りは切らずに1塊で、1食売りは5枚にスライスされています。
私のオススメは1本売りです。
スライスしてなければ家で自由な厚さに切ることができます。
この手の食パンの美味しさは、分厚く切れば切るほどハッキリと現れます。
ぜひ皆さんも試してみてください。

『春夏秋冬』はパン・ド・ミー(食パン)だけじゃない
私が『春夏秋冬』を訪れたとき、列を並んでいる間にいつも悩むことがあります。
それは、食パン以外にもう一品、何を買うかです。
というのも基本的に食パンがベースになるのですが、生地に具材を練りこんだ変わり食パンも商品ラインナップにあるのです。
「ぐるぐるあん食」、「ミニ食パン3種のレーズン」、「ミニ食パンレモン」、「ミニ食パンゆずあん」、「ミニ食パンつぶあん」、「塩パン」などなど、その時々によって若干変化しますが、様々なアレンジ食パンが売っています。
今なら「ぐるぐるあん食」が人気のようです。
本サイトの<『トミーズ』のあん食を、通販でお取り寄せして、トーストして、バターを乗せて食べる完璧な幸せ。>でもご紹介しましたが、この食パンに餡子というのは本当にベストマッチといいますか、考えた人エライ!と声を出さずにいられません。
ここ『春夏秋冬』でも人気商品のようです。
なので、いつも食パン+何かを買うという結果になるのですが、並んでいる間にどうしようか、、、と一人、悩みます。
あ、ちなみに「チョコパン」(チョコチップが入ったミニ食パン)は、トーストするとチョコチップがとろーりとろけて、初めて食べたときは、思わず「おいしい!」と声を出した覚えがあります。

『春夏秋冬』高速神戸店のある高速神戸駅周辺
『春夏秋冬』高速神戸店は、神戸高速鉄道(阪急、阪神、山陽の乗り入れ線)の高速神戸駅、東改札口を出たらすぐ目の前にあります。
駅から3秒で、もう行列に並ぶことができます。
地下にありますから、雨風にはさらされませんし、暑さ、寒さもエアコンが多少は効いてるのでしのぐことができます。
行列するにはとても好条件?な場所です。
ちなみに『春夏秋冬』のあるエリアのことを神戸地下街「メトロこうべ」といいます。
ここは1968年(昭和43年)9月1日に開業した地下ショッピングタウンです。
なんと今年51年目を迎える歴史があるんです。
というのも、現在神戸の玄関口は三宮ですが、60年代のころは新開地やここ神戸駅周辺が一番の繁華街になっていて、多くの人々がショッピングや仕事に行き来していたと聞きます。
おそらく当時では地下街自体が先進的で、賑わいの中心を成していたのではと思います。
時代は流れて今では枯れた感がとても強いのですが、実は知る人ぞ知るスポットがあったりします。
それは「メトロ卓球場」です。
そもそもメトロ神戸は東西にとても長い商店街で、東は『春夏秋冬』のある高速神戸駅を始点に、西は隣駅の新開地までちょうど線路の上に沿って続いているのです。
その距離約500mほど。
卓球場はちょうどその中間地点にあります。
2018年はメトロこうべが50周を迎えたことを機会に、リニューアルが施されました。
地下卓球場として1971年に開業し、年間5万人が利用するなど新開地の名物スポットとして人気を博しています。
開業以来初めてとなる今回の大規模改装では、施設全体を青色を基調とした爽やかなイメージに仕上げ、卓球台をはじめ、休憩スペース・受付ブース・更衣室を一新。
利用者の足腰への負担を軽減するため従来より弾力のある床材を使用し、木目調で温かみのある色調に生まれ変わりました。
料金は大人600円、中学生以下500円で30分から使用可能です。
さらに、リニューアルオープンにあわせ、メトロ卓球場のマスコットキャラクター「ピンポン地蔵(ピン休(きゅう)さん)」が誕生。“卓球を愛する人を優しく見守るお地蔵さん”として、今後のPR活動などで活躍するそうです。
皆さんも『春夏秋冬』に寄った帰りに、一汗流してみるのもいかがでしょうか?

『春夏秋冬』高速神戸店のまとめ
- 『春夏秋冬』には1日3回の販売時間があり、いつも行列ができます。
- 10~15分ぐらい前に店につくのが理想です。
- 食パンは角食と山食の2種類があります。
- ミニ食パンはチョコやあんこなどのバリエーションが豊富です。
- 今の人気は「ぐるぐるあん食」です。
- 『春夏秋冬』高速神戸店のある「メトロこうべ」は昭和の香り漂うレトロな魅力があります。
- メトロ神戸の卓球場は知る人ぞ知る人気のスポットです。
<【別記事】『春夏秋冬』の食パンは生でも美味しい神戸の人気店。販売時間は行列必至でも並ぶ価値はあり!はこちらから>
住所:神戸市中央区中町通4-2-23 B1F
電話:078-682-0022